こんにちは、あひるです。
今回は2024年4月19日にリリースされた『ビックリマンワンダーコレクション』(ワンコレ)について、ゲームの基本情報や実際に遊んでみた感想・評価を話していきます。
一切忖度無しで話していきますので、遊んでみようか気になっている方は参考にしてみてください。
ビックリマンワンコレはどんなゲーム?
ビックリマンを題材としたRPG
ワンコレは誰もが一度は名前を聞いたことがあるであろう、「ビックリマンシール」の世界観を体験できるスマホRPG。
ビックリマンといえば、1977年よりロッテから発売された一連の「トレーディングシール」のシリーズ名称であり、今なお発売され続けているロングセラー商品です。
自分は直接の世代というわけではありませんが、「天使vs悪魔シール」シリーズはそのあまりの人気から社会現象にもなったという話は耳にしたことがあります。
ビックリマンはキャラやストーリー設定も凝っているんだよね。
自分も”スーパーゼウス”とかの名前は聞いたことがあるよ。
そんなビックリマン初のスマホゲームがこの”ワンコレ”というわけか。
これはシリーズファンにとっては嬉しいんじゃない?
基本オートで簡単バトル
ワンコレの戦闘システムはいたってシンプル。バトル前にキャラやシールを編成し、後はフルオートで進行するので見守っているだけでOKです。
一応、奥義(必殺技)は自分が指定したタイミングで発動できるのですが、プレイヤーがバトルに介入するのはこれのみになります。
特に複雑な要素もなく、最低限の属性相性さえ理解していれば十分に攻略を進めていけるので、普段あまりゲームに触れない人でも遊びやすいですね。
題材がコレクションシールという商品だから、ゲーム慣れしていない人でも楽しめるようにシンプルなシステムにしたのかも?
ビックリマンワンコレの面白い点
シール集めがコレクション欲を刺激する
ワンコレを遊んでいて一番楽しいと感じたのがシール集め。本家ビックリマンシールのデザインが忠実に再現されていて、集めていくうちにコレクション欲を引き立てられます。
リリース初期段階でも200種類を超えるシールが実装されており、またこのシールはガチャだけでなくクエストのボス撃破などでも入手できる点が魅力。
特に課金しなくてもどんどんシールが集まっていくのは嬉しいポイント!
またこのシールは図鑑から裏面の説明文を鑑賞することもできます。どうやらこの説明文は当時のものをそのまま使っているのだとか。
昨今のゲームではあまり味わえない、少しレトロな雰囲気を感じられるが魅力的です。
戦力的に使わないシールでも、つい背景ストーリーとか設定が気になって鑑賞しちゃうんだよね。
バトルに編成するキャラが多く見ていて楽しい
ワンコレではメイン4体、サブ1と2がそれぞれ4体ずつという計12体のキャラを編成して戦います。
奥義(必殺技)を使えるのはメインの4体のみですが、サブのキャラも攻撃に参加してくれるのでかなりの大所帯。
基本フルオートなため特に操作することはないのですが、戦うキャラが多いので見ているだけでもそれなりに楽しめるようになっています。
ただパーティにはコストの上限があるから、序盤はとにかくランクを上げて編成できるキャラの数を増やしていきたいね。
ビックリマンワンコレのつまらない点
バトルがどうしても単調
ワンコレの戦闘はプレイヤーが介入できる要素が奥義の発動のみなので、長く遊んでいるとどうしても単調に感じてきてしまうのがネック。
また奥義の仕様に必要なゲージはパーティ全体で1つのものを共有しているので、キャラごとにゲージが溜まり次第必殺技を使用といったことができません。
ド派手な必殺技を連発するということが難しく、昨今のゲームと比較してもバトル画面の迫力として欠けてしまうのは気になるポイントです。
奥義もそんな頻繁に使えるわけじゃないから、絵面が地味になりがちっていうのは惜しいところかな。
あくまでビックリマンが好きな人向け
簡単操作で楽しめるバトルやコレクション欲を刺激するシール集めなどは魅力ですが、最新のスマホゲームとしてはどうしてもインパクトに欠ける印象。
本家の世界観を守るため仕方ない部分はあるのかもしれませんが、特にキャラボイスが無い点は現代において致命的と感じてしまいました。
あくまでビックリマンのファン向けのゲームであり、新規の人がわざわざ遊ぶかと言われると微妙なのが正直なところです。
もちろんワンコレから本家ビックリマンに興味を持つ人もいるとは思うんだけど、魅力を感じる前に離脱する人も多そう…
独自の新しいゲーム体験を求める人にとっては、満足度に欠けてしまうかもね。
まとめ
今回はビックリマンワンダーコレクションについて、実際に遊んでみた感想や評価を紹介してきました。
内容をザっとまとめるとこちら。
- フルオート戦闘で複雑な操作は必要なし
- 本家の魅力を引き継いだシール集めが楽しい
- ゲームシステムとしては単調であくまで既存ファン向け
無課金でもシールをさくさく集めていけるのは楽しいポイントですが、あくまでビックリマンへの思い入れありきのゲームというのが正直な感想。
とはいえシール収集はハマる人はとことんハマるコンテンツなので、コレクション要素が好きな人やビックリマンが好きな人は一度遊んでみるのもアリといえます。
コメント