こんにちは、あひるです。
この記事では「ユミアのアトリエ」を実際にクリアしてみての感想や評価を語っていこうと思います。
- クリアしてみての総合評価
- 面白い点とつまらない点
- 結局買うべきなのか
などを紹介しているので、「ユミアのアトリエ」を買おうか迷っている方は参考にしてみてください!
はじめに

この記事ではレビューにあたり、「ユミアのアトリエ」のストーリー内容を紹介している部分があります。
核心的な内容には触れていないつもりですが、知識ゼロのまっさらな状態でのプレイを楽しみたい方は自己責任で閲覧をお願いします。
ちなみに「面白いのかどうかだけ知りたい」という方向けに結論だけお伝えすると、「買うか迷っているなら買ってみてくれ!」というのが筆者の意見になります。
「ユミアのアトリエ」の総合評価
ストーリー | 6/10 |
キャラ | 7/10 |
バトル | 8/10 |
音楽 | 6/10 |
やり込み | 8/10 |
UI(操作性) | 7/10 |
ボリューム | 7/10 |
お色気 | 8/10 |
あくまで筆者個人が付けた評価なので参考程度にご覧くたさい。
個人的に「ユミアのアトリエ」は100点満点中だと、だいたい75~80点くらいかな…?という印象。
良ゲーではあるのですが、神ゲーとまではいかないぐらいですかね。
具体的な良い点や悪い点については、バトル・探索・ストーリーの3つに分けてこの後それぞれ解説していきます。
バトル・戦闘についての評価
面白い・オススメな点

- アクション要素が従来より大幅アップ!
- アーツやアイテムの連続使用で爽快感もある
- タイミングよく回避すればダメージを0にできる
└カウンターに繋げられるのもアツい - 状況に応じてレンジを切り替える駆け引きも楽しい
「ユミアのアトリエ」を語る上でやはり外せないのは、過去作よりもアクション性が大幅にアップしたバトルシステム。
バトルフィールド内を自由に動き回ることができ、敵の攻撃に合わせてインレンジとアウトレンジを切り替えたりと状況に応じた攻め方をすることも可能。
さらに回避アクションによるダメージ無効化などもあり、”できてもガードくらい“だった従来と比べてバトルの自由度が格段に増しています。
常に目まぐるしく戦況が変化するので、手に汗握るバトル展開を楽しめるのは本作の大きな魅力といえるでしょう。
つまらない・イマイチな点

- アクション要素が強すぎる
- 操作が多くごちゃごちゃしている
先程「アクション要素が大幅アップ!」と言いましたが、見方を変えればこれまでのアトリエシリーズとは大きくかけ離れてしまったということ。
ライザで忙しくなった戦闘がさらに忙しくなったかんじなので、筆者もバトル中に操作に混乱してしまうことが何度かありました。
これからのアトリエシリーズは完全にアクションバトルに切り替わっていくのかもしれませんね。
フィールド・探索についての評価
面白い・オススメな点

- オープンワールドで自由度の高い探索を楽しめる
└ストーリーを無視してガンガン探索するのもアリ - ユミアの機動力が高くほぼどこへでもいける
└3段ジャンプが便利すぎる - 探索にはちょっとしたパズル要素もある
本作はシームレスにマップを移動できるオープンワールド仕様で、全部で4つある広大な大陸を冒険できます。
主人公ユミアの機動力もとにかく高く、多少のステージギミックなら無視して探索できてしまうレベル。
マップに書いてある場所なら大体は行けるので、おそらく初プレイの際は誰もが「こんなところまで探索できるのか…!」と驚くこと請け合いです。
戦闘がアクションバトルに変化した点も含めて、本作は「原神」によく似たゲーム性だなと感じました。
つまらない・イマイチな点

- 探索ポイントがあまりにも多すぎる
└だんだん作業感が強くなってくる - ギミックやパズルは使いまわし
└パッと見は楽しそうだが実は虚無かも
広大なフィールドを自由に駆け回れるのは大きなアピールポイントではありますが、探索できる場所が多すぎるのも考えもの。
例として、マップのほんの一部を切り取った下記の画像を見てください。

?マークが付いているところは全て未発見の探索スポットなのですが、筆者はこれを見て「これからの探索楽しみ!」よりも「多すぎない? 面倒くさいな…」の気持ちが勝ってしまいました。
もちろんゲーム完全クリアのためには探索するしかないのですが、探索しても特別ストーリーなどが見れるわけではないため、モチベーションがイマイチ続かない状態です。
ストーリーについての評価
面白い・オススメな点

- 錬金術が禁忌とされている新鮮な世界観
└禁忌だが調査のために仕方なく使用が許可されている - 魅力的なキャラクターたち
└筆者の推しはレイニャとルトガー
本作の世界では、主人公ユミアの扱う錬金術は禁忌として人々から嫌悪されています。
でも滅びたアラディス帝国の真相を調べるためには錬金術の力が必要なので、特定として調査団に使用を許可されているという設定。
ストーリー全体を通して、ゆるふわRPGとは遠く離れたシリアスなテイストなのが個人的には好みでした。
まぁアトリエシリーズとしてどうかと聞かれると答えづらい部分ではあるのですが…
つまらない・イマイチな点

- 敵の深堀りが少なく正直パッとしない
└クリア後も「結局どんな奴やったん?」状態 - 特別盛り上がるシーンがあまりない
└淡々と事実が判明していくだけのことが多い
└「この作品といえばこのシーン!」みたいなのが欲しかった
正直なところ、本作はストーリーについては微妙という意見が出てしまうのも仕方ないと思います。
というのも、敵が本当にパッとしないんですよね。
設定が地味とかいうわけではなくて、単に敵と直接関わる場面が少なすぎるせいで、結局よく分からないまま倒してしまうという…
「あれ? もう退場させちゃっていいの?」と拍子抜けしてしまったといいますか、もっと敵サイドの深堀りをして欲しかったです。
「ユミアのアトリエ」は買うべき?

結論としてユミアのアトリエは、「買うか迷っているなら買ったほうがいいゲーム」というのが個人的な結論です。
それくらいの面白さは十分持っていると思います。
イマイチな点・微妙な点も散々述べてきましたが、本当につまらなかったら買ってから10日間で約50時間もプレイなんてしません。
しっかり2025年最新のゲームに恥じないクオリティに仕上がっているので、「ユミア可愛いな…」「アトリエ初めてだけど面白そうだな…」など気になっている方はぜひ遊んでみてください!
ただ筆者が遊んだのはPS5版なので、他の機種での操作感については実際にプレイされた方のレビューを参考にしてみてください(投げやり)。
なんとなくですが、switchはかなり厳しそう…? 正直あれだけ広大なフィールド設計を読み込むのにswitchが耐えられる気がしないです。
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