こんにちは、あひるです。
今回はFGOでよく使われるデバフの1つ、防御力ダウンについて解説していきます。
防御ダウンのダメージ計算方法や上限について紹介していますので、初心者の方はぜひ周回・攻略に役立ててみてください!
防御ダウン(デバフ)のダメージ計算方法
まずは防御ダウンというデバフがどのように計算できるのかを見ていきましょう。
攻撃系カテゴリとしてダメージを計算
既にご存じの方も多いかもしれませんが、FGOには大きく4種類のバフカテゴリがあります。
- 攻撃系カテゴリ
→攻撃力アップ、防御力ダウンなど - カード性能系カテゴリ
→バスターカード性能アップ、アーツカード耐性ダウンなど - その他系カテゴリ
→宝具威力アップ、クリティカル威力アップなど - 特攻宝具系カテゴリ
→人属性特攻宝具、サーヴァント特攻宝具など
同じカテゴリ内のバフなら加算(足し算)で計算し、異なるカテゴリのバフなら乗算(掛け算)でダメージを計算します。
「なるべく違う種類のバフをバランスよく付与しよう!」と言われるのは、乗算によって火力を大きく伸ばすためですね。
そして今回のテーマである防御ダウンは、攻撃アップと同じ攻撃系カテゴリに含まれます。
例えば、「敵の防御力30%ダウン」という効果は、「自身(味方)の攻撃力30%アップ」の効果と同じように計算ができます。
防御ダウンの使いづらい点
攻撃アップと同じように計算できる防御ダウンですが、使い勝手はやはり異なります。
防御ダウンの使いづらいと感じる点は主に次の2つ。
- 次のwaveに持ち越せない
- そもそも弾かれる可能性あり
1つ目のデメリットは主に周回面での話ですね。防御ダウンは敵に付与されるため、その敵を倒してしまうと効果はそこで終了。
攻撃アップのようにwaveを跨いで恩恵を得ることができないため、周回ではやや使いづらい効果といえます。
2つ目のデメリットもいたってシンプル。デバフである以上、対魔力などの弱体耐性持ちには弾かれてしまうリスクがあります。
デバフ系全般にいえることだけど、クエストによっては「そもそも機能してくれるか分からない」という不安を抱えることになるんだ。
防御ダウン(デバフ)の上限とは?
ここでは、意外と知らない人が多い防御ダウンの上限ラインについて紹介していきます。
特に攻略ではかなり大事になってきますので、ぜひ覚えておいてください。
防御ダウンの上限は100%
結論を言ってしまうと、防御ダウン効果量の上限は100%と決められています。
たとえ複数の防御ダウン効果を組み合わせても、合計倍率が100%を超えてしまうと、そこからの追加分は計算されないという仕様。
デバフの上限というのは他のゲームでもあったりしますが、初心者が気づきにくい要素なのは間違いありませんね。
実際のダメージ例については、この後見ていくよ。
実際のダメージ例
今回は術スカディ×2+武則天というクイックパーティを使って検証していきます。
使用するのは防御ダウン系スキルのみ。
- 武則天
→スキル1で防御ダウン30% - 術スカディ
→スキル2で防御ダウン30%×2
今回の編成では合計で防御ダウンを90%分付与できることが分かります。
それでは防御ダウンスキルのみを仕様した際の宝具ダメージを見てみましょう。
だいたい7万ほどのダメージが出ていますね。
では同じ状況でさらに、オダチェンで控えから刑部姫を追加するとどうなるでしょう?
刑部姫はスキル3で40%という高倍率の防御ダウンを付与できます。
「90+40」で合計130%の防御ダウンになるため、高いダメージが期待できそうですが….?
はい、なんとたった2000ほどしかダメージが増えませんでした。
理由は簡単で、上限ラインを超えてしまったからですね。本来ならば130%の防御ダウン量になるところですが、防御ダウンの上限である100%以降はカウントされません。
そのため、せっかく刑部姫を追加しても追加の防御ダウンはたった10%分しか得られていないわけですね。
せっかくオダチェンでサポを追加したのに、全然恩恵を得られていないのか。
これはもったいない…
今回の場合だと刑部姫よりも、色バフや宝具バフ系のサポを追加したほうがダメージを伸ばせたわけだ。
防御ダウンの上限に注意すべき場面とは?
防御ダウンの上限は100%ですが、実際の攻略や周回でカンストラインまで到達することは滅多にありません。
たいていの防御ダウンスキルは30%ほどに落ち着いているため、2.3個重ねただけでは上限まで届かないからですね。
しかし注意が必要なサーヴァントとして紹介したいのが、こちらの水着アビゲイルです。
- スキル1
→睡眠状態時の防御大ダウン(50%) - スキル2
→防御ダウン(20%)
このように、スキルだけで最大70%もの防御ダウンを付与することができます。水着アビゲイルを採用する際は、追加で防御ダウンを用意する必要はあまりないわけですね。
1体でこれだけの攻撃カテゴリ系バフを賄えるサポーターはかなり貴重です。
攻撃カテゴリのバフって、サポーターが用意しづらいバフなんだ。
バスターサポは特にね。
言われてみたら光コヤンもオベロンも、色バフとか宝具バフしか配れないもんな。
また水着アビゲイル以外にも、クリティカル時限定ですが最大80%の防御ダウンを付与できる水着カーミラがいたりします。
高倍率の防御ダウン効果を持つサーヴァントを使う際は、防御ダウンの上限のことを頭の隅に置いておきましょう。
FGO防御ダウン解説 まとめ
この記事ではFGOにおける防御ダウンというデバフについて、ダメージの計算方法や上限ラインについて解説してきました。
ポイントをまとめるとこちら。
- 防御ダウンは攻撃アップと同じ攻撃系カテゴリとして計算する
- 防御ダウンの上限は100%
- 水着アビゲイルや水着カーミラなどを使う際は上限に注意
せっかくデバフ系サポーターを追加で用意しても、デバフ量が上限を超えてしまってはあまり意味がありません。
用意すべきバフをしっかり意識して、効率よくダメージを伸ばしていきましょう。
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