こんにちは、あひるです。
FGOの周回ガチ勢たちがこよなく愛する「即死」。
「強いのは分かるけど、確率の計算が複雑…」
「めんどくさいからいつも宝具ダメージで倒してる…」
などの理由で、あまり使ったことのない方もいるのでは?
そこで今回は、即死確率の具体的な計算方法について解説していきます。
周回をぐんと楽にする可能性を秘めているから、知っておいて損はないよ!
今まであまり使ってこなかったけど、これを機に見直してみようかな。
【FGO】即死確率の計算方法
ではさっそく、本題である即死の計算方法について解説していきます。
一見難しそうですが、慣れてしまえば楽に即死確率を計算できますよ!
即死の基本計算式
FGOにおける即死の計算式はこちら。
①宝具の即死付与率 × ②敵の即死確率(DR) × ③(1+バフ倍率) = 最終的な即死確率
この式を使えば、どれくらいの確率で即死が入るのかを求めることができます。
基本的には、
- 宝具の即死付与率
- 敵の即死確率(DR)
- バフ倍率(即死関連のもの)
という3つの要素を使って計算します。
一つひとつの要素について、この後詳しく解説していきますね。
【要素①】宝具の即死付与率
サーヴァントの即死宝具には、それぞれ即死付与率が設定されています。
例えば、殺式の宝具は100%、コルデーの宝具は60%の即死付与率になっています。
この数値が高いほど、「敵に即死を付与しやすい」というわけですね。
【要素②】敵の即死確率
ゲーム内TIPSにも書いてあるとおり、敵の即死確率(DR)は種類によって様々。
例えば、スケルトンやワイバーンのDRは100%、つまり即死への耐性が一切ないことになります。
一方、キメラやバイコーンのDRは20%と非常に低く、なかなか即死が入りません。
エネミーは基本的に、「銅→銀→金」の順にDRが低くなっていくよ。
エネミーとしての格が上がるほど、即死も効きづらくなってくわけか。
【要素③】バフ倍率
サーヴァントによっては、即死をサポートするバフをもっている場合があります。
例えば、コルデーのスキルによる即死率アップの倍率は100%。
最初の式の③に当てはめる際は、「1+1(100%)」と記載します。
即死付与のバフが重なる場合は、どんどん足し算していくんだ。
「1+1+0.8」みたいにね。
敵への即死デバフも同様に、足し算で計算していこう!
最終的な即死確率
先ほどの①~③までの要素が揃ったら、最初の基本式に代入しましょう。
①宝具の即死付与率 × ②敵の即死確率(DR) × ③(1+バフ倍率) = 最終的な即死確率
この計算結果が1を超えている場合は、即死確率が100%以上、つまり確定即死となります。
即死周回においては、最終的な即死確率が1を超えるようにパーティを組むのが基本です。
【FGO】即死確率の計算例
計算式を見るだけでは分かりづらいので、実際の具体例を見ていきましょう。
【ケース①】スケルトンにコルデーの宝具を使用
まずは、スケルトンにコルデーの宝具を撃ったらどうなるのか計算してみましょう。
基本情報は以下のとおりです。
①宝具の即死付与率:60% ②敵のDR:100% ③スキルのバフ倍率:100%
これら3つの要素をもとに計算すると、
0.6×1×(1+1)=1.2
計算結果が1を超えているため、この場合は確定即死となります。
【ケース②】キメラに両儀式の宝具を使用
次は、即死への耐性が高いキメラに両儀式(アサシン)の宝具を撃ったときを考えます。
基本情報は以下のとおりです。
①宝具の即死付与率:100% ②敵のDR:20% ③スキルのバフ倍率:100%
これら3つの要素をもとに計算すると、
1×0.2×(1+1)=0.4
計算結果が0.4、つまり40%の確率でしか即死が通らないことになります。
これでは、安定した即死周回はとてもできませんね。
山の翁のスキルを使った場合
先ほどの状態では即死確率が40%でしたが、山の翁のスキルも合わせて使うとどうでしょう。
山の翁は、スキルで敵の即死耐性を200%ダウンさせることができます。
1×0.2×(1+1+2)=0.8
敵への即死デバフを盛ることで、即死確率を80%まで上げることができました。
確定即死とまではいきませんが、先ほどの倍の確率になりましたね!
【FGO】即死の基礎知識
敵のHPがいくらあろうと、問答無用で倒すことができる即死。
ここでは、即死の基礎知識を解説していきます。
クラス相性は関係ない
即死確率には、クラス相性は何も影響を及ぼしません。
たとえ不利クラスであっても、即死条件を満たせば一撃で敵を倒すことができます。
様々な周回編成に採用できるのが、即死アタッカーの魅力ですね!
サーヴァントには基本効かない
HPに関係なく敵を倒せる即死ですが、さすがにサーヴァント相手には基本効きません(鯖は即死耐性がとんでもなく高い)。
そのため、基本はワイバーンやキメラなどの通常エネミーに対してのみ使います。
具体的な基準としては、敵のDRが50%以上かどうか。
敵のDRが50%よりも下だと、即死を入れるのがかなり困難になるんだ。
キメラやバイコーンなどはDRが20%だから、即死周回のハードルが高いよな。
【FGO】強力な即死持ちサーヴァント
最後に、現在第一線で活躍している即死宝具持ちサーヴァントを紹介します。
HPに関係なく敵を倒せるため、特にハンティングクエストでは大活躍してくれます!
山の翁
即死のエキスパートといえば山の翁。
スキルによる即死耐性ダウンは200%と、破格の倍率になっています。
自身へのバフではないため、他の即死宝具サーヴァントのサポートとしても運用可能。
即死周回を一段階ランクアップさせた功労者です!
蘆屋道満
道満の魅力は、宝具の即死付与率が120%と高い点。
特にサポートせずとも、DRが100%、80%の敵に対して確定即死を入れることができます。
スキルのNPチャージが80%という点も優秀ですね。
礼装に頼らず宝具を撃ちやすいため、即死枠としてあらゆる周回編成に出張可能です。
ニトクリス
強力な周回アタッカーとして長く活躍しているニトクリス。
「全体即死+NP100%チャージ」という、まさに周回のために生まれてきたような性能です。
唯一の弱点としては、宝具の即死付与率が50%と控えめ点。
DR80%の敵に確定即死を入れるには、OCを2以上にする必要があります。
まとめ
この記事では、FGOの即死確率の計算方法について解説してきました。
ポイントをまとめるとこちら。
- 「宝具の即死付与率」、「敵のDR」、「バフ」の3要素で計算する
- 敵のクラスやHPに依存しないため、周回編成の幅が広がる
- エネミーのランクが上がるにつれて即死が効きづらくなる
条件さえ満たせば、高HPの敵でも一撃で倒せる即死。
「このクエスト、もしかして即死で周回できるかも!?」
という発見ができれば、周回編成を考えるのも一気に楽しくなりますよ!
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